
広汎性発達障害(PDD)は自分が発達障害だと気がつかない人が多いのですが、納得です。
だって誰だって自分が普通だと思ってるからww
ただ最近では広汎性発達障害もテレビで見かける機会も増えたから、
「もしかして私アスペルガー?」
と思って病院に行く人も増えたんだそう。
広汎性発達障害は周囲が気が付く事が多い
しかしアスペルガーを疑って受診する人で、実際検査をするとグレーの人が殆ど。真性アスペは少ないのだそうです。
だからお医者さんがアスペじゃない!って診断結果を伝えると
「どうして私は違うんですか!!」
と・・・困る人も多いなんて仰ってました(汗)
この自閉症スペクトラムという障害は、自分が思っている以上に周囲が変だと気付く事が多いのですが、定型発達な人とは何かが大きく異なっているのです。
とは言っても、自閉症スペクトラム当事者は自分が普通だと思っているから、周囲が迷惑してしまうんですよね(-_-;)
その迷惑度合は心が病んでしまう程だから結構タチが悪いのですが、当事者はワカッテナイ(泣)
発達障害に気づかず大人になる人
私がASだと知ったのは40歳を過ぎてから。自分で疑った訳ではなく、ここでも書いたのですがチックがきっかけでした。
もし私が今子供だったら両親も気づいたのかもしれませんが、何せ殆どの人がそんな障害すら知らなかった時代。
だから同年代や年上の方でも今でも分かっていない人も多いのではないでしょうか。
ASは高機能自閉症や高機能広汎性発達障害などと言われ、知的障害を持たない場合が少なくありません。
なまじ賢かったりするので余計に分かりずらいと言うのも原因なのでしょう。
私は残念な事にそれ程賢い部類ではないのですが、小学校から進学校に通いエスカレーター式で高校まで上がっていったので、途中に受験や環境が変わる事がなく大人になったのです。
これも発達障害が分からなかった理由だと考えているのですが、もし中学や高校で受験し新しい環境がスタートしていれば変だと思われる行動があったのかもしれません。
発達障害だと知ったからと言って
一番の問題は・・・
発達障害だと分かったからと言っても何も変わらない所(-_-;)
確かに苦手な事や出来なかった事が実は障害が関係していた!!と分かったのは良かった事だと思うのですが、だからと言って周囲に迷惑がかかっていないか?となると話しは別。
やはりこの「人間関係を円滑にする」という事が一番難しい難題で、クリアするには後何回か生まれ変わらなければならないような気がします(笑)
広汎性発達障害(PDD)は自分が発達障害だと気がつかない人が多いのですが、分かったとしても変えられない部分があるという方が問題なのかもしれません。